今回は、「【ハンターハンター考察】ベンジャミンは絶状態のツェリードニヒを警戒せず撃った理由なぜ?」として記事をまとめていきます。
第1王子ベンジャミン=ホイコーロは、絶に入って待ち構える第4王子ツェリードニヒ=ホイコーロを、ためらいなく撃ち抜きました。
ところが、その直前まで、ベンジャミンは第2王子カミーラの迎撃型の力を強く警戒していたのです。
同じ迎撃の危険がありうる相手を、なぜ今度は無警戒で撃ったのか。この落差に、多くの読者が引っかかりを覚えています。
ここでは、この不自然さがどこから来るのか、ベンジャミンが何を見誤った可能性があるのか、そしてその代償がどこに出るのかを掘り下げていきます。
では早速、「【ハンターハンター考察】ベンジャミンは絶状態のツェリードニヒを警戒せず撃った理由なぜ?」をアップしていきます。
ハンターハンター考察|迎撃型を警戒しなかったことが、なぜ不自然に映るのか?
必要な人材は登用するベンジャミン王子、これは王の器。いや政敵皆殺しは苛烈過ぎか?謝肉祭不参加とトントンか? pic.twitter.com/VeGnspaCv0
— 初代かのえ優🐉🦇🐃🦀🐍🐴🦗🦏🦢🐅 (@KANOEYuu) August 2, 2026
ベンジャミンがツェリードニヒを無警戒で撃った場面は、直前の立ち回りと比べると明らかにちぐはぐだと筆者は見ています。
カミーラの部屋では、殺した相手のオーラで蘇る迎撃型の力を警戒し、あえて本人を撃たずに手を回しました。
ところがツェリードニヒには、絶で待ち構える相手をそのまま撃ち抜いています。同じ用心深さがあれば、絶で待つ相手にこそ身構えるはずです。
直前まで迎撃型を警戒していたのに手のひらを返した?
カミーラの部屋で、ベンジャミンは徹底して迎撃型を警戒していました。
殺した相手のオーラを奪って蘇る力を知っていたからこそ、本人を直接は撃たず、病で追い込む形を選んだのです。返り討ちを避けるための、周到な立ち回りでした。
ところが、その足でツェリードニヒの前に立つと、態度が一変します。絶に入って目を閉じた相手を、迎撃の可能性も測らず、そのまま撃ち抜いてしまうのです。
つい先ほどまで見せていた慎重さが、ここではまるで消えています。
絶で構える相手というのは、何かを仕込んでいる疑いが濃い状態です。
それを警戒せず撃つのは、直前のベンジャミンらしくありません。この手のひらを返したような振る舞いこそ、多くの読者が引っかかる第一の点だといえます。
絶で待つ相手を撃つことの危うさ?
絶に入って待ち構える相手を撃つのは、本来かなり危うい行いです。
絶はオーラを消した状態で、一見すると無防備に見えます。
しかし、あえて絶で待っているのなら、そこには何らかの狙いがあると疑うのが自然です。
カウンター型の力を仕込んでいる恐れも、当然あります。
現にカミーラは、迎撃型の力で相手を返り討ちにする構えでした。同じ危険が絶で待つ第4王子にもある、とベンジャミンが考えても、なんら不思議はありません。
それなのに、確かめもせず引き金を引く。
これは、慎重なベンジャミンにしては雑な一手です。相手の力を測らずに撃つという博打を、なぜここでだけ打ったのか。
その危うさが、この場面の不自然さをいっそう際立たせているのではないでしょうか。
ハンターハンター考察|ツェリードニヒの念が「まだ間に合っていない」と踏んだのか?
ベンジャミンは、ツェリードニヒの念がまだ戦いに使える域に達していないと見積もったのではないかと筆者は見ています。
念の講習に出た事実は把握していても、そこから迎撃の力まで仕上げるには、ふつうは長い時間がかかります。
乗船からの日数を思えば、間に合っているはずがない。そう踏んだなら、無警戒の一撃にも説明がつきます。
私設兵の練度から相手の到達点を測った
ベンジャミンが手がかりにできたのは、第4王子の私設兵の様子です。
ツェリードニヒ本人の力は、外から測りにくいものでした。
そこでベンジャミンは、そばに仕える私設兵たちの練度から、陣営全体の到達点を推し量ったと考えられます。
そして、その私設兵に念を扱える者がほとんど見当たらなかったとすれば、こう結論づけても無理はありません。
師である第4王子も、まだ念を仕上げてはいないだろう、と。
短い期間で迎撃の力まで組み上げるのは、ふつうなら至難の業です。
私設兵の様子から逆算すれば、なおさら「間に合っていない」と映ります。
この読みに立てば、ベンジャミンは相手が無力だと踏んで撃った、と説明がつきます。見誤りではあっても、その場の材料からは筋の通った判断だったといえるのではないでしょうか。
乗船前の調べで念を扱えないと確かめていた可能性
もう一つ考えられるのが、乗船より前の調べです。
継承戦に臨むにあたり、ベンジャミン陣営が他の王子の手の内をあらかじめ探っていたとしても不思議はありません。
その調べの時点で、第4王子が念を扱えないと確かめていた可能性があります。
もしそうなら、目の前で絶を使う姿を見て「念を使えるとは」と驚いたのも腑に落ちます。
かつて念とは無縁だったはずの相手が、いつの間にか絶をこなしている。その意外さに気を取られ、迎撃の危険まで頭が回らなかった。
事前の情報が、かえって油断を生んだわけです。
古い調べを信じていたからこそ、ベンジャミンは目の前の相手を侮った。
念の習得がここまで速いとは、想定の外だったのではないでしょうか。この見誤りが、無警戒の一撃につながったと読めます。
ハンターハンター考察|ツェリードニヒを前にすると冷静さを欠くのか?
ベンジャミンは、ツェリードニヒを前にすると冷静な判断を失いやすいのではないかと筆者は見ています。
これまでにも、カミーラや第4王子に対しては、他の王子より早く激高する場面が重ねられてきました。ここぞという場面で、その気性が判断を鈍らせた恐れがあります。
序盤で参謀に宥められ矛を収めた場面?
継承戦の序盤には、ベンジャミンが第4王子への怒りをあらわにする場面がありました。
このとき、すぐにでも第4王子を討とうとしたベンジャミンを押しとどめたのが、私設兵の隊長であり参謀でもあるバルサミルコ=マイトです。
相手の守り手の危うさを説かれ、ベンジャミンはいったん矛を収めました。
裏を返せば、参謀に止められなければ、そのまま突っ込んでいたということです。
第4王子を前にしたときのベンジャミンは、それだけ気が急ぎやすいと読めます。
冷静な頭脳役がそばにいてこそ、ベンジャミンの直情は抑えられていた。
この場面は、ベンジャミンが第4王子に対して平常心を保ちにくい性分であることを、早い段階で示していたのではないでしょうか。
頭脳役の不在がここで裏目に出た?
序盤で歯止めをかけた参謀が、肝心のこの場面ではそばにいません。
激高しやすい相手を前にして、止め役を欠いたまま踏み込む。これでは、直情が判断を上回ってもおかしくありません。
相手の絶を怪しむより先に、体が引き金を引いてしまった。そう考えると、無警戒の一撃も気性の産物として読めます。
頭脳役を欠いたベンジャミンは、想像以上に脆いのかもしれません。
普段なら参謀が差し込んでいたはずの一言、絶で待つ相手にはカウンターの疑いがある、という当たり前の用心が、この場では働かなかった。
止め役の不在が、ちょうど悪い形で噛み合ってしまった。
ベンジャミンの雑な一手は、本人の気性と参謀の不在が重なったところに生まれたのではないでしょうか。
ハンターハンター考察|無警戒の一撃はこの後どこに響くのか?
無警戒でツェリードニヒを撃ったことの代償は、この先のベンジャミンに重くのしかかると筆者は見ています。
相手の力を測らず撃った結果、ベンジャミンは第4王子を仕留めたと思い込んだまま、その場を離れることになります。
仕留めたと思い込んだことが偽装を許した?
絶で待つ相手を確かめずに撃ったことで、ベンジャミンは大きな取りこぼしを抱えた恐れがあります。
もし第4王子が、撃たれる筋書きを先に見たうえで死んだふりをしていたなら、無警戒の一撃は、その偽装を成立させる最後の一押しになってしまいます。
丁寧に確かめてさえいれば、綻びに気づけたかもしれません。
急いで撃ち、確認もせずに立ち去る。この雑さが、相手に「死んだこと」を許してしまうわけです。
仕留めたつもりの相手が、実は生きて自由に動き回る。
これは戦いの後半で、ベンジャミンにとって最も痛い形の見落としになります。
無警戒の一撃は、その場では鮮やかに映っても、あとから大きな穴として跳ね返ってくる。
この取りこぼしが、継承戦の終盤をどう揺らすのか。次にツェリードニヒが姿を現したとき、その代償の重さが明らかになっていくのではないでしょうか。
まとめ
【ハンターハンター416話の感想④】
416話ではベンジャミンが何らかの方法を使って自分の靴(くつ)から致死性細菌TSK-17をカミーラへ拡散させて致死性細菌TSK-17をカミーラに感染させたようだ。
今後、おそらく、カミーラは致死性細菌TSK-17によって死ぬと思う。 pic.twitter.com/NO90TTbJD4— ハンターハンターのなぞについて答えを出す (@hunternazotoku) August 5, 2026
今回は、「【ハンターハンター考察】ベンジャミンは絶状態のツェリードニヒを警戒せず撃った理由なぜ?」として記事をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
直前までカミーラの迎撃型を警戒していたベンジャミンが、絶で待つツェリードニヒを無警戒で撃った落差は、たしかにちぐはぐでした。
その理由としては、私設兵の練度や乗船前の調べから「念はまだ間に合っていない」と踏んだ可能性、そして第4王子を前にすると冷静さを欠くという気性が重なった可能性が挙げられます。
序盤で参謀に宥められた場面や、その頭脳役の不在も、この見誤りを後押ししたと読めます。
そして最大の焦点は、この無警戒の一撃が、第4王子の偽装をそのまま成立させてしまった公算が高いという点です。
仕留めたと思い込んだ相手が、実は生きて動き回る。この取りこぼしは、継承戦の後半でベンジャミンに重くのしかかっていきます。
なぜベンジャミンは警戒しなかったのか。その答えが描かれた瞬間、鮮やかに見えた一撃が、どれほど大きな穴だったのかが見えてくるのではないでしょうか。その行方から目が離せません。
以上、「【ハンターハンター考察】ベンジャミンは絶状態のツェリードニヒを警戒せず撃った理由なぜ?」でした。
