今回は、『【初心者必見】福岡のラーメン店「元祖長浜屋のルール」』ということで、福岡市での有名なラーメン屋である「元祖長浜屋」を徹底解説致します。
現在全国に当たり前に存在している「長浜ラーメン」のというジャンルのパイオニア的存在であり、「替玉」という文化を広めたのが、まさに「元祖長浜屋」です。
それゆえに観光客など初心者の方には、注文の仕方やルールなど気になることがたくさんあると思います。
今回はそんな不安を払拭できるように元祖長浜屋についてしっかりと記事をまとめましたので、特に初心者の方はぜひ最後までチェックしてください。
Contents
福岡のラーメン店「元祖長浜屋」とは?
福岡・長浜ラーメンの聖地で70年!替え玉発祥!一度は味わいたい元祖ガンナガ系 #SmartNews https://t.co/nNBqwzcJu2
— MiwakoRachel (@miwako_rachel) October 27, 2023
ここからは元祖長浜屋について少し歴史を紐解きたいと思いますので、ぜひチェックしてください。
長浜ラーメンとは?
長浜ラーメンは福岡市中央区長浜の店舗や屋台のラーメンのことです。
なぜ長浜エリアにラーメンが生まれたのかというと、1955年に福岡市中央卸売市場鮮魚市場が長浜に移転したことが関係あるそうです。
市場関係者が多く訪れていた市場のラーメン屋の特長は、競りの合間に食すため、素早く茹でられる極細麺、麺だけの追加注文の替え玉、豚骨を主な原料としながらも、思いのほか軽めに炊かれたスープなどとされています。
元祖長浜屋とは?
元祖長浜屋は昭和27年に屋台からスタートし、福岡市中央区長浜で24時間営業のラーメン屋をオープンしていて、現在の場所に店を構えています、
元祖を1974年頃から名乗っていますが、その所以のひとつは、「長浜」という全国有数のラーメンブランドの先駆けだったこと、もうひとつは「替玉」の発祥地とされています。
【元祖長浜屋】
- 住所:福岡市中央区長浜2-5-25
トラストパーク長浜3 1階 - 電話 092-711-8154
- 営業時間 6:00~24:45
- 定休日 12/31~1/5
元祖長浜屋へのアクセス方法について
ここからは元祖長浜屋へのアクセス方法について簡単にまとめていきます。
博多駅からも天神からも少し距離があるため、アクセス方法として4通りまとめました。
①車(レンタカー、自家用車)でいく
車(レンタカー、自家用車)の場合、無料駐車場がないため、近隣のパーキングに止めます。
車・レンタカーの場合には、お店が入っている建物が「トラストパーク長浜3」という駐車場なので、こちらに止めることをおすすめします。
理由として、料金が割安であることで、この駐車場だと15分50円、30分までだと100円と非常にリーズナブルです。
大体この辺りは30分200円のパーキングが多いです。
福岡市内は観光地少し離れているところもあるので、レンタカーだと楽に観光できます。
\早期予約で70%オフをゲット!/
②タクシーでいく
タクシーの場合、博多駅からタクシーに乗る場合は、時間で15分程度、距離にして4.1km、料金は1,600円~1,700円程度です。
天神周辺からタクシーに乗る場合は、時間で6分程度、距離にして1.7km、料金は800円~900円程度です。
③西鉄バスでいく(博多駅発)
博多駅から西鉄バスの場合は、博多バスターミナル1Fから行先番号3番(西油山ハイツ/脇山小学校前/星の原団地)のバスに乗り、福岡城・鴻臚館前(こうろかんまえ)の西新・城内方面で下車します。運賃は240円です。下車後徒歩3分(550m)です。
バスの注意事項として、2024年1月からバス運賃が値上げ予定であること、天神からもバスでも行けるのですが、バス乗り場がかなり複雑なので、タクシーか、次に記載する地下鉄をお勧めします。
④地下鉄でいく
地下鉄の場合は、福岡市営地下鉄赤坂駅で下車し、徒歩4分(750m)です。
博多駅から乗車の場合は、姪浜・筑前前原・唐津方面行きに乗車し、博多-赤坂間の所要時間は8分、運賃は260円です。
天神駅からの乗車の場合は、同じく姪浜・筑前前原・唐津方面行きに乗車し、天神-赤坂間の所要時間は2分、運賃は210円です。
福岡のラーメン店「元祖長浜屋のルール」とは?
元祖長浜屋さんにて朝ラー🍜
— Hepela(2021/4~減量実験中) (@Hepela) July 23, 2023
食券を購入して入店(ルールが分からずとりあえずラーメンと替え玉を買ってみた)
思っていた以上に量があったので替え玉しなかったから食券は無駄になったけど、あっさりしたスープにはびっくりした…。 pic.twitter.com/vYZz1wMipf
ここからは、ついに元祖長浜屋のメニューや注文方法、ルールなどをまとめました。
これさえ知っていたら初心者が行ってもきっとラーメンを楽しんで頂けると思います。
元祖長浜屋のメニューや注文方法について
元祖長浜屋は食券制を導入しており、事前に食券を購入します。
お店に入って後から追加注文したい場合は現金でも可能ですので、店員さんにお伝えしましょう。
メニューは以下の通りです。
- ラーメン:550円
- 替玉:150円(チャーシューのみのお代わり注文です)
- 替肉:100円
- 焼酎:200円
- 酒:350円(いわゆる日本酒です)
- 瓶ビール(中瓶):500円
元祖長浜屋のお店に入ってからの流れ
ここからはお店に入ってからの流れを説明していきます。
決して難しくないので気軽に読んでください。
①相席が基本
お店のもしくは入口で待った後、席に通されますが、席は基本相席となります。
特にお昼時なんから非常に込み合いますので、どうしても相席をせざるを得ない状況になります。
ただ、時間帯によってはこの限りではないケースもあるようです。
また、コロナ対策もあり、1席5人までと制限をしているようです。
②席に着くと食券と麺の硬さを聞かれる。
席に着き食券を出すと必ず麺の硬さを聞かれます。
主だったところでは、硬めん(硬い)/普通/やわ麺(柔らかい)の4通りあり、初めての方は普通をおすすめします。
また、ベテラン福岡ケンミンは、ナマ(バリカタ)/カタ(かた麺)/普通/ヤワと呼びます。
もしネギの希望がある場合には麺の硬さをいう際に一緒にお伝えください。
ネギなしやネギ多め、ネギ盛り(ネギヤマでも通じます)の3通りです。
高度な技として、ベテラン福岡ケンミンは、ラーメンに入れる油の量も注文します。
- ベタ(油多め)、ナシ(油なし)などです。※何も言わないと普通のままです。これら油の量と麺の硬さ、ネギの量をまとめて注文すると、以下のようなコールになります
- 例えば、「ベタナマネギオオメ」は、「ラーメンの油多め」「麺はバリカタ」「ネギは多め」、「ベタカタ」は、「ラーメンの油多め」「麺は硬めん」というオーダーになります。
③お冷・お茶はセルフサービス
お冷・お茶はセルフサービスとなっています。
各テーブルに大きなやかんに入っているのがお茶、小さなやかんはラーメンタレが入っているものですので、水は、入り口付近にコップとウォーターサーバー的なものがあります。
レンゲは各テーブルにはおいていなくて、入り口付近のコップとウォーターサーバーのところにおいていますのでご注意ください。
\福岡に来れない方はこちらがおすすめ/
テーブルにきたら後は食べるのみ
今日のお昼ご飯は何食べるぶい?👀
— 【SPIRAL】ぶいつーうさぎ@ナレッジサイト公式 (@v2usagi_spirers) January 27, 2023
福岡で有名なラーメン屋さんに行った時の写真ぶい🍜
📍元祖長浜屋
自分から注文はしないルールって聞いてたからビビりながら入ったけど、普通に食券買って渡したぶい😮💨笑
あっさりとした豚骨スープが美味しかったぶい〜!
#ぶいつーうさぎの美味しいもの紹介 pic.twitter.com/pbD88f5I0O
ここまで来たら後は食べるのみ!後は自分のスタイルで召し上がってください。
ただよくありがちなケースがありますので、簡単にまとめますので、特に初心者の方はチェックしてください。
味が薄いなと感じたら小さなやかん
豚骨=コッテリというイメージをお持ちの方がかなり多くいると思いますが、
元祖長浜屋のラーメンは「あっさり」です。
一口スープを飲んで味が薄いと感じた場合には、小さいやかんからラーメンタレを入れて味の調整しましょう。
このタレは濃いので、少しずつこのタレを入れながら自分好みの味付けを楽しんでください。
卓上の調味料はご自由に
卓上の調味料は自由に使えます。
塩コショウや紅ショウガ、ゴマもありますので、小さなやかんのラーメンタレと一緒に使ってください。
地元民は最初から紅ショウガを入れるのは邪道を思っている人も多いですが、ご自身のスタイルでラーメンを楽しんでください。
替え玉は席に着いたまま注文
替玉をする場合には、席に着いたまま店員さんに注文をしましょう。
その際も必ず麺の硬さを聞かれるので、替玉普通とか、替玉硬めなどと伝えましょう。
替え玉をそのままどんぶりに入れてくれるので、その際に替え玉の食券を渡しましょう。
元祖長浜屋の麺の量は、福岡のラーメンとしてはやや太めの中細麺で食べ応えがあり、量もやや多いと思いますので、
替え玉をする際には食べきれないとならないように注意してください。
\福岡まで食べにいけないにおすすめ/
長浜屋?長浜家?同じようなラーメン屋さんがある!?
結局、長浜家〜長浜屋のハシゴ🍜😂
— Pen5⃣ (@2BK_ED13N) October 13, 2023
両方「べたなま」(脂多め、バリカタ)ほぼ同じ…今日は家の脂が濃くて味が薄め、逆に屋は脂薄め、味濃いめでした☺
美味かった😋
ごちそうさま🙏 pic.twitter.com/44WvxHQR4B
長浜ラーメン店において元祖長浜屋のラーメンは、非常に個性的です。
だからこそ「元祖」を冠した屋号で商売をされていらっしゃるんだと思います。
この元祖長浜屋とよく似た店として「元祖ラーメン長浜家(ながはまけ)」というラーメン店があります。
長浜家は2店舗あって、元祖長浜屋から100mくらい離れたところにある店舗を「家1」、博多区上川端にある店舗を「家2」と呼ばれており、それぞれルールは元祖長浜屋でありながら、経営が異なっています。
屋号以外にも、「看板の配色」「ラーメン(麺、具、スープ、器)」、「店舗の内装」まで似ており、このあたりの事情を知らない方々にとっては、この3店舗は、もう同じ店では?と思われるくらいです。
3店のどこに行くか迷った場合、元祖にこだわるなら元祖長浜屋、価格や雰囲気のバランスで選ぶなら元祖ラーメン長浜家(家①)、中洲で飲んでいてラーメンを食べたくなるなら元祖ラーメン長浜家(家②)と思っています。
お時間あれば、行ってみてください。
元祖ラーメン長浜家(家①)
住所 福岡県福岡市中央区大手門2丁目7−10
電話番号 092-725-5559
営業時間 24時間 定休日 不定休
※月曜07:00~09:00の間は清掃時間(月曜が休日の場合は火曜)
現金制です。※券売機はありません。
元祖ラーメン長浜家(家②)
住所 〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町10−242
電話番号 092-292-7828
営業時間 10:00~翌5:00 定休日 年中無休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※現金注文ができなくなりました。追加注文は再度食券を買う必要があります。
関連ランキング:ラーメン | 中洲川端駅、櫛田神社前駅、呉服町駅
まとめ
今回は、『【初心者必見】福岡のラーメン店「元祖長浜屋のルール」』ということで、福岡市での有名なラーメン屋である「元祖長浜屋」を徹底解説してきましたがいかがでしたか?
元祖長浜屋自体歴史も古く、現在のスタイルにたどり着いていますが、この記事を読んでいたら初心者の方でも気兼ねすることもなく、元祖長浜屋のラーメンを楽しむことができますよね。
またルールと書いてますが、そんなに難しいルールではないので、この記事を読んでいただけたらより安心できると思います。
この記事がお役に立てば幸いです。